Sweet Season

会社の年上上司との秘密の恋

好きになった人

「君が新しく入ったkiyoさん?部長の深海です。」


入社して数日たった頃、デスクに居た私に声をかけにきてくれた。


部長さん自らが・・・しかもカッコイイ!
焦る私。


背が高く、一目で上質だと分かるスーツを着こなしている素敵な男性。
でもその時の私は驚きと緊張のあまり不自然な挨拶しかできず。


後に彼は役員間違いなしの出世頭であること、
仕事はとても厳しいこと、
でも物腰はやわらかで面倒見がよく、たくさんの人に慕われていること。


そんなことを周りの人たちから教えてもらい、
私はいつしか職場で彼の事が気になり始めた。


でもそれはただの憧れで、まさか恋に落ちるとはこの時はまだ1ミリも感じることはなかった。



彼は言う。


「俺はkiyoに一目ぼれだったんだよ。」


彼は今もこの言葉を覚えているのかな。

はじまり

派遣として会社を渡り歩いていた私。

彼は、4番目の派遣先の会社の上司でした。

仕事ができて優しい彼に恋をし、2人のSweet Season がはじまりました。


あれから2年。


私の派遣先が変わった頃から2人の関係が変化してきてしまいました。