Sweet Season

会社の年上上司との秘密の恋

あれからのこと

尊敬しているブロガーさんが記事を更新された。
やっぱり彼女は強い人だった。
でも私はどうしても同じ女性としての気持ちで読んでしまうから、もしかしたらひどい事をコメントに書いてしまったかもしれなくて。
傷つけてしまったなら本当にごめんなさい。


今の私は彼とまた一緒にいられるようになった。
でも自分の心の中にはまだすっきりしない部分が残っていて、どうしても辛かった時のことがフラッシュバックしてしまい、彼を信じることができないでいる。
彼は私が心から受け入れてくれるまで待つから。信頼を回復できるように頑張るからkiyoは気にしなくていいんだよと言ってくれるのに。
気持ちのままに受け入れてしまえば楽になるのかもしれない。で
もそれがどうしてもできない。


私もあのブロガーさんのように書くことで前に進めるかもしれない。
整理しながら書いてみようと思う。




彼との連絡が急に途絶え、数か月間の途方に暮れた日々。
私が何かしてしまったのか?彼にとって私はそれだけの存在だったの?と自問自答を繰り返すも、何も答えは見つからず、彼の消息すら掴むことができなかった。


仕事で繋がりのあった人に聞けばよかったのかもしれないけど、その時の私はそこまでする気力もなかった。尊敬するブロガーさんにはメールは送ってもいいんだよと言われたけれど、送って返信がこないことも既読にならないことも怖かったし、感情的な文章を送りつけてしまいそうな自分を抑えるのが必死だった。


本当にこのまま終わりなのかも。


12月の彼の誕生日におめでとうのメッセージを送って、それで返信がなければ
私も覚悟を決めよう。


そう思っていた。


お誕生日を数日後に控えたある日、私がいつも出勤する時間に合わせたかの
ようにLINEのアイコンに①という数字がついた。


電車にのってから画面を開くとそこには・・・


「kiyo、元気か?連絡できなくてごめん。電話で話せないかな?」


電車の中ということも忘れて、思わず「うそっ」と声が出た。


そして気が付くと涙がこぼれていた。